一升瓶ビール、スイーツビールなど個性的なビールを仕掛ける厚木市の地ビール蔵。日本最老舗地ビール会社で、国際大会金賞常連ビールも多数。

このセットはワールド・ビア・アワードのIPA部門で2度の世界一を獲得した王道IPA「YOKOHAMA XPA」と、新しく誕生したBrut-IPA(ブリュットアイピーエー)スタイルをベースにつくりあげた「アマビエIPA」の飲み比べセットです。

2本セットは各1本入り、4本セットは各2本入、6本セットは各3本入、8本セットは各4本入、12本セットは各6本入、24本セットは各12本入。24本のみ業務用段ボールでお届けとなります。


■IPAとは

柑橘系アロマが特徴の7種類のホップを使用したビールです。柑橘のような香りがするだけではなく、果汁まで入っているのではないかと思わせるジューシーさがあります。IPAでありながら、ホップを入れるタイミングを調整することで苦味は抑えめ。
たっぷりの小麦麦芽にオーツ麦も使用したボディはクリーミーで滑らか。7％という少し高めのアルコールながら瑞々しくドライな飲み口です。

アマビエは疫病を鎮める妖怪として話題で、このラベルのイラストは『もやしもん』などで知られる漫画家の石川雅之氏が手掛けています。
また、このビールの利益は新型コロナウイルス感染症対策に寄付。11月時点で寄付額は700万円に達しました。

■YOKOHAMA XPA（ヨコハマエックスピーエー）

■2つのIPAの比較

いずれのIPAもグラスに注いだほうが、ホップの香りを存分に楽しむことが出来ます。
じっくりゆっくり味わうならYOKOHAMA XPA、ゴクゴク飲むならアマビエIPAがお薦めです。
シーンに合わせて飲み比べをお楽しみ下さい。

その昔、日本には5社しかビール会社がありませんでした。
一部の大手メーカーにしかビール造りが許されていなかったためです。

サンクトガーレンはそんな頃に、クラフトビール(地ビール)激戦区のアメリカでビール造りをはじめました。 その様子はTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となります。

それが日本のメディアに飛び火。
「日本人が日本でビール造りが出来ないのはおかしいのでは？」と、世論を巻き込み、ついに国が動きます。

1994年、酒税法改正。小さいメーカーでもビール造りの免許が取得できるようになりました。
これをきっかけに日本各地に地ビール（クラフトビール）が誕生。
サンクトガーレンは、その先駆者として業界内で「地ビール0号」と呼ばれています。

サンクトガーレンが造るビールは、大手で主流のすっきりした味わいの“ラガー”とは製法も味わいも対極の、香り豊かな“エール”一貫主義。国内外のコンテストで数々の受賞を誇ります。
そんな王道ビールの他に、一升瓶ビールや季節の果物を使ったフレーバービールなど個性的なラインナップでクラフトビールの魅力を発信し続けています。

サンクトガーレンはスイスの地名。
そこにあるサンクトガーレン修道院は世界で初めて醸造免許を取得した場所。
その原点を引く継ぐべく「サンクトガーレン」とブランド名に冠しています。

▶ 2001年、サンクトガーレン最大の危機。ビール免許失効。つづきはこちらで